提督だって恥ずかしい
2015/09/11 Fri. 22:08 [edit]
秋祭り、喧騒の隅で
スピーカー『駆逐艦浜風、提督執務室へ。駆逐艦浜風、提督執務室へ…』
浜風「お呼びですか、提督」
鶴「休みにわざわざすまないな。今日、といってももう夜だが予定はあるか？」
浜風「今日は17駆の皆もいませんし特に予定はありません」
そう聞きつつ17駆が忙しいことは提督自身当然把握していた。
17駆は浜風・磯風を除き、遠征艦隊所属。深夜からの長期遠征に向けて準備を
行っている時間だ。浜風は精鋭の水雷戦隊所属なので出撃がなければ暇である。
磯風は現在演習中なので外洋に出ている。
鶴「これからメシに行こうと思っているんだが一緒にどうだ？
近くでまだ祭りをやっているらしい。屋台を周るのも悪く無いだろう」
浜風「まだ祭りをやっているのですか。長い祭りなのですね」
鶴「先日まで深海棲艦どもの攻撃にあっていたからな。夏祭りが延期になって秋祭りと
合体してやることになったそうだ」
浜風「なるほど。ではご一緒させていただきます」
鶴「あぁ待て待て。また浴衣を着てきてくれ。この前の可愛かったし」
浜風「また浴衣で！？…分かりました、少しお待ちください」
浜風が着替えに執務室を去った頃、提督は横からの視線を痛いほど感じていた。
提督と常に一緒にいる秘書課。今日の当直秘書艦は高雄だった。
やっぱりケッコン艦の前でデートに誘うのはまずかったかな？
鶴「た、高雄、今日はこれで上がらせてもらうよ」
高雄「はい提督。秋祭りを楽しんでいらっしゃいませ」
視線が怖い。笑顔ではあるが目は笑っていない…。
提督は逃げるように執務室を飛び出し、待ち合わせの場所へ向かう。
しかし30人近くケッコン艦がいる泊地、どこへ行っても目があるのは確かである。
祭り会場である神社はたくさんの人で賑わっていた。
手早くトウモロコシとイカ焼きを抑え、ついでに綿菓子も買ってやる。
本殿の方で座りながら食うか
本殿には人はまばらにしかおらず、一角を拝借して座らせてもらう。
横を見るとすでにイカを食べ始めている浜風が目に映る。
鶴「…フフ。お前結構食いしん坊キャラだったのか。小さい体なのに」
浜風「美味しいものは、好きですよ」
鶴「浜風とは去年の春に出会ってからだからもう一年以上か。
それでも知らないことは結構あるものだな」
浜風「もうそんなに経ちましたか。作戦ばかりでしたし仕方ないのかもしれません」
鶴「そうだなぁ。真面目一本かと思いきやクリスマスにはプレゼントくれたのは驚いた。
あの時の浜風、緊張してガチガチだったな」
浜風「ああいうことには慣れていなくて…」
鶴「だがあれで目にとまるようになったよ。それから…バレンタインか。
あのときのエプロン姿は似合っていた。まさかその格好で出撃するとは思わなかったが」
鶴「そしてその浴衣姿。可愛いものだ」
浜風「あ、ありがとうございます。…やけに持ち上げますね？」
鶴「んん…まぁその…。実はもう一つ買ってあるものがあるんだ」
浜風「さすがにこれ以上は食べられませんよ？」
鶴「これは食べられると困るな。浜風、これを…貰ってはくれないか？」
浜風「これを…私に…？」
鶴「受け取ってくれるか？」
浜風「提督、あ、ありが…とう…ございます、嬉しいです。でも、困りました…」
鶴「？」
浜風「両手が塞がっていて…」
鶴「あぁすまない。こういうものを渡すのはやはり苦手みたいだ。
もう少し時を選べばよかったな」
浜風「いえ…つけて、いただけますか？」
それからしばらく祭りを楽しむ2人。
帰る頃には全て食べ終え、指輪をはめた手は綿菓子の代わりに提督の手が握られていた。
浜風「提督、秋祭りというものは大変よいものですね。浜風、堪能しました」
妄想鎮守府SS。わかりにくいので今回からサブタイトルをつけるようにしました。
プロポーズはともかく、こういう子と祭りにいったりしたかったなぁ（遠い目）
今週に入ってから対浜風の好感度がストップ高。勢いに任せてケッコンです。
作中で出てきたとおり、クリスマスで気になりだし、バレンタインで惚れました。
積極的なアプローチに逆に攻略された気分。
浴衣もいいけどバレンタイン浜風も可愛すぎると思いません？
ただ別に浴衣姿が実装されたからというわけでもなく、ちょうど最後の追い込み時期に
重なっただけでした。旗艦に据えるほどになるとは想定以上でしたけれど。
このイラスト見て更に気に入っていたりしたんですよね。陽炎株もあがったし。
イラストといえばここ最近の浜風絵が多すぎてたまりません。
浴衣でブレイクした感じですね。
えーと、27人目のケッコン艦。陽炎型スキーとしては3ヶ月ぶり4人目のケッコン。
27回もあげておいて限定グラでのケッコンは初めてだったりします。
それにしても浜風可愛いなぁ。ケッコン艦でもここまで気にいるのは久しぶり。
浜風というとついつい駆逐艦らしからぬ胸が話題になりますが、魅力はそこだけじゃ
ないと思います。もちろんそこも大きな魅力ですが。
何より真面目っ子ですよね。こういうタイプ好きだなぁ。最近は少し抜けたところも
ありそうな感じが見えてきて更に美味しい。
しかし本気で背後に気をつけないと目のハイライトが消えた艦が立っていそうです…。
スピーカー『駆逐艦浜風、提督執務室へ。駆逐艦浜風、提督執務室へ…』
浜風「お呼びですか、提督」
鶴「休みにわざわざすまないな。今日、といってももう夜だが予定はあるか？」
浜風「今日は17駆の皆もいませんし特に予定はありません」
そう聞きつつ17駆が忙しいことは提督自身当然把握していた。
17駆は浜風・磯風を除き、遠征艦隊所属。深夜からの長期遠征に向けて準備を
行っている時間だ。浜風は精鋭の水雷戦隊所属なので出撃がなければ暇である。
磯風は現在演習中なので外洋に出ている。
鶴「これからメシに行こうと思っているんだが一緒にどうだ？
近くでまだ祭りをやっているらしい。屋台を周るのも悪く無いだろう」
浜風「まだ祭りをやっているのですか。長い祭りなのですね」
鶴「先日まで深海棲艦どもの攻撃にあっていたからな。夏祭りが延期になって秋祭りと
合体してやることになったそうだ」
浜風「なるほど。ではご一緒させていただきます」
鶴「あぁ待て待て。また浴衣を着てきてくれ。この前の可愛かったし」
浜風「また浴衣で！？…分かりました、少しお待ちください」
浜風が着替えに執務室を去った頃、提督は横からの視線を痛いほど感じていた。
提督と常に一緒にいる秘書課。今日の当直秘書艦は高雄だった。
鶴「た、高雄、今日はこれで上がらせてもらうよ」
高雄「はい提督。秋祭りを楽しんでいらっしゃいませ」
提督は逃げるように執務室を飛び出し、待ち合わせの場所へ向かう。
しかし30人近くケッコン艦がいる泊地、どこへ行っても目があるのは確かである。
祭り会場である神社はたくさんの人で賑わっていた。
手早くトウモロコシとイカ焼きを抑え、ついでに綿菓子も買ってやる。
本殿には人はまばらにしかおらず、一角を拝借して座らせてもらう。
横を見るとすでにイカを食べ始めている浜風が目に映る。
鶴「…フフ。お前結構食いしん坊キャラだったのか。小さい体なのに」
浜風「美味しいものは、好きですよ」
鶴「浜風とは去年の春に出会ってからだからもう一年以上か。
それでも知らないことは結構あるものだな」
浜風「もうそんなに経ちましたか。作戦ばかりでしたし仕方ないのかもしれません」
鶴「そうだなぁ。真面目一本かと思いきやクリスマスにはプレゼントくれたのは驚いた。
あの時の浜風、緊張してガチガチだったな」
浜風「ああいうことには慣れていなくて…」
鶴「だがあれで目にとまるようになったよ。それから…バレンタインか。
あのときのエプロン姿は似合っていた。まさかその格好で出撃するとは思わなかったが」
鶴「そしてその浴衣姿。可愛いものだ」
浜風「あ、ありがとうございます。…やけに持ち上げますね？」
鶴「んん…まぁその…。実はもう一つ買ってあるものがあるんだ」
浜風「さすがにこれ以上は食べられませんよ？」
鶴「これは食べられると困るな。浜風、これを…貰ってはくれないか？」
浜風「これを…私に…？」
鶴「受け取ってくれるか？」
浜風「提督、あ、ありが…とう…ございます、嬉しいです。でも、困りました…」
鶴「？」
浜風「両手が塞がっていて…」
鶴「あぁすまない。こういうものを渡すのはやはり苦手みたいだ。
もう少し時を選べばよかったな」
浜風「いえ…つけて、いただけますか？」
それからしばらく祭りを楽しむ2人。
帰る頃には全て食べ終え、指輪をはめた手は綿菓子の代わりに提督の手が握られていた。
浜風「提督、秋祭りというものは大変よいものですね。浜風、堪能しました」
妄想鎮守府SS。わかりにくいので今回からサブタイトルをつけるようにしました。
プロポーズはともかく、こういう子と祭りにいったりしたかったなぁ（遠い目）
今週に入ってから対浜風の好感度がストップ高。勢いに任せてケッコンです。
作中で出てきたとおり、クリスマスで気になりだし、バレンタインで惚れました。
積極的なアプローチに逆に攻略された気分。
浴衣もいいけどバレンタイン浜風も可愛すぎると思いません？
ただ別に浴衣姿が実装されたからというわけでもなく、ちょうど最後の追い込み時期に
重なっただけでした。旗艦に据えるほどになるとは想定以上でしたけれど。
浜風の大武勲 pic.twitter.com/QDg4QYtI7x
— 坂崎ふれでぃ■砲雷撃戦C143 (@lunaticmonster) 2015, 3月 14このイラスト見て更に気に入っていたりしたんですよね。
イラストといえばここ最近の浜風絵が多すぎてたまりません。
浴衣でブレイクした感じですね。
えーと、27人目のケッコン艦。陽炎型スキーとしては3ヶ月ぶり4人目のケッコン。
27回もあげておいて限定グラでのケッコンは初めてだったりします。
それにしても浜風可愛いなぁ。ケッコン艦でもここまで気にいるのは久しぶり。
浜風というとついつい駆逐艦らしからぬ胸が話題になりますが、魅力はそこだけじゃ
ないと思います。もちろんそこも大きな魅力ですが。
何より真面目っ子ですよね。こういうタイプ好きだなぁ。最近は少し抜けたところも
ありそうな感じが見えてきて更に美味しい。
しかし本気で背後に気をつけないと目のハイライトが消えた艦が立っていそうです…。
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コメント
( ﾟ∀ﾟ)o彡゜浜風!浜風!
・・・あれ？
失礼しました。
さみー #- | URL
2015/09/12 01:14 | edit
ご結婚おめでとうございます。
愛着のある艦とケッコンして更に愛着度アップ！！はいいけど、
さすがにその数は・・・良心が・・・
でも、僕もそのレベルになってると同じくらいしてそう・・・
ちっぴー #- | URL
2015/09/12 14:31 | edit
Re: タイトルなし
>ちっぴーさん
ありがとうございます。
ある一定以上に気に入るとどうしても指輪をあげたくなってしまうので
ついこんな数に。自分でも若干引き気味ではありますが、20を超えたあたりで
だんだん麻痺してきました。もういけるところまでいくしかありません！
99が増えてくるようなら考えないとならなくなりますね。
0か1かそれ以上渡すか。中途半端はいけないのかもしれません。
鶴 #- | URL
2015/09/12 17:36 | edit
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
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2015/09/12 18:08 | edit
Re: タイトルなし
>さみーさん
おっとまた抜けてしまいました。寝ぼけた頭だとミスが続きます。申し訳ない。
( ﾟ∀ﾟ)o彡゜◯っぱい！◯っぱい！
なんだかんだで浜風はこれがないと語れませんよね。ここも大好きです。
鶴 #- | URL
2015/09/12 18:10 | edit
| h o m e |
