1/350 金剛 製作記 その9 完成  

前回までの製作記
製作記 その1  甲板構造物設置
製作記 その2  甲板設置
製作記 その3  木甲板完成
製作記 その4  甲板マスキング
製作記 その5  船体塗装
製作記 その6  主砲
製作記 その7  艦橋
製作記 その8  煙突周り

※艦これ以外の話題です


今回は写真多めで長いので折りたたみます。

金剛

金剛型巡洋戦艦一番艦
起工:1911年1月17日
進水:1912年5月18日
竣工:1913年8月16日
その間942日間。二度の大改装と複数回の改装を経て太平洋で活躍する高速戦艦へと生まれ変わる。そして…
最後 1944年11月21日沈没

数十年経ち更に生まれ変わりました。
起工:2015年7月28日
竣工:2018年1月12日
その間実に899日間。実艦を作る年月並にかかってしまいました。幾度となく襲ってくる工期の延長、中断、建造中止の危機を乗り越えようやく無事に完成にこぎつけることが出来ました。


完成写真

※各写真はクリックすれば大きく表示できます

1673b.jpg

この勇姿を見よ!
やはりいい戦艦ですね。美しい艦影です。


1674.jpg

艦橋周り。艦橋だけで一年くらいやってた気がします。


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大和に比べたらゴテゴテしてないし、扶桑に比べたら違法建築感はないけどそれでもやっぱり超弩級戦艦。迫力はあります。


1676.jpg

後ろから見るとなるほど、速力が出そうな気配がします。


1678.jpg

当時は主砲の前に人並べたりマストに人立たせたりして写真撮ったのでしょうね。長門でそういう写真あった気がします。艦橋が若干傾いてしまったかな? 電探は回転できるので撮影前の調整不足だったですね。


1681.jpg

完備には応急舵付き。一応使いふるしたウェザリングも少し行ってます。レイテ沖海戦仕様みたいですしね。舷窓は確か穴開けた気がしますが何分二年も前のことなのであやふや。


1679.jpg

今回付属のエッチングパーツはほとんど使ってません。やる気が減衰しきってしまったからでありますが、最後の力を振り絞って空中線だけはちゃんと張りました。ちゃんと、というのは見栄え重視というだけであって実艦通りかは知りません。カッコイイから張っただけです!(一応他の方の作例を見つつ)


1680.jpg

使用したのはモデルカステンのメタルリギング0.3号。在庫が足りなさそうだったので注文したら5個も届いてしまったのは驚き。一生分の空中線が張れそうです。


1675.jpg

後部マストにもやれるところは全部張りました。今回は結構うまく出来たと思います。
模型には色々な作業がありますが、この空中線を張る作業が一番好きかもしれません。これやるだけでパッと印象が変わってくるのが面白い。ほっそい線なので張った後はつい引っ掛けて壊したりするのが怖いのですが。


1682.jpg

同1/350スケールの雪風と矢矧との比較。やはり駆逐艦と軽巡では比較にならないくらい大きいですね。矢矧も結構大きいと思いましたが格が違う。そしてこの時矢矧の空中線を引っ掛けて壊すまでがお約束

そういえば今回旗を何も付けませんでしたが付けたほうがいいのかな。どこに何をつけるのかが指示なかったのが気になります。旗のセットはついていたんですが…。

金剛はフジミ製、残り二隻はハセガワ製のキットです。ハセガワのキットは船体下部に穴が開いていて台座を直接取り付けられるタイプ。フジミのは台座に乗せているだけです。こちらは穴が開いていない利点はあるものの、安定感は低め。あと完成までは直接テーブル等に置かないといけないので船体下部の塗装がハゲる恐れがあります。
どちらかと言えばハセガワ式のが好きかも。

塗装の養生のためにマスキングテープをずっと巻いたままにしておいたら一部糊がはっついてしまったのが残念。40mmのマスキングテープを使ってましたが糊が強いみたいですね。他の細いタイプのテープは問題なく剥がれました。まぁそもそも二年も貼っておくなというところなのでしょうけども。


まとめ

かつてここまで長くかかった模型はありませんでした。大和でも数ヶ月で完成したのに。やり始めたらサボる前に終わらせるのがいいのでしょう。お陰でやるはずだったエッチングも出来ませんでしたし。埃は被るし。
ただ元のキットの出来が良ければ手すりと空中線だけ張るのでも十分カッコよく見える(個人的感想です)ことがわかりました。その場合でも塗装は大事。次回もそのくらいのエッチングで完成を目指すのがいいかもしれません。

さて、次回はどうしましょう。
今回ケースに入れて眺めているとやはり自分は1/700よりも1/350の方がかなり好きで、しかもフルハルモデルが大好きということがわかりました。なので今後も出来る限り1/350フルハルモデルに挑戦していきたいところ。

とすると、だ。次に狙うは何か。そろそろ空母も欲しい。フジミの翔鶴なんかはかなり気になっています。ただ空母は艦載機作るのが億劫すぎて腰が上がらない。1/700大鳳を作ったときも艦載機なしという寂しい結果になってますし。
もう一度大和でも。と思うものの大和はタミヤ製が多い。ちょっとタミヤの模型はなんとなく好きじゃないのでパスかなぁ。
海外艦もいい。アイオワ級、出来ればミズーリ(大戦時)のがあればやってみたい。これもタミヤ製、しかも古いキットで手に入らないっぽい? 塗料も米海軍用を揃えねばならない。と困った事態。

気になるのは米海軍戦艦 ミズーリ (BB-63) (プラモデル)というモノ。なんか予約しているんですよね。発売日未定だけど。
Veryfire Model(ベリーファイア)ってメーカー聞いたこと無いけどどこの国なんでしょ。22500円もするしおいそれとは買えないですね(同額の金剛はポンと買ったし、同じくらいの翔鶴も悩んでるけど)
とりあえず発売してから出来を見て、でしょうか。

まぁ少しの間はお休みして次に備えましょう。来月はレイテ後半戦ですしね。
とりあえず部屋の工廠後が片付いてやたら広く感じる幸せを噛みしめることにします。

二年半も長らく、ほとんど中断していましたがトラック海軍工廠(金剛編)、お付き合いありがとうございました。


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category: 金剛

thread: 艦隊これくしょん~艦これ~ - janre: オンラインゲーム

tag: 模型  金剛 
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コメント

どーも、ご無沙汰しておりました。

金剛完成おめでとうございます。
やっぱ1/350は迫力満点ですねぇ!
とても魅力的な作品ですね(≧∇≦)b

次も頑張って下さいねo(^▽^)o

ちっぴー #- | URL
2018/01/16 01:08 | edit

Re: タイトルなし

>ちっぴーさん

お久しぶりです。ブログも再開されたみたいで嬉しいです。

ありがとうございます。頑張って作ってきたかいがありました。
大きいと迫力あっていいですよねぇ。作っている時は大変だけど、完成すると不思議と次が作りたくなってくる。模型っていい趣味ですよね。

次も時間は掛かりそうですが、頑張ります!

鶴 #- | URL
2018/01/16 22:36 | edit

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