呉への旅 後編  

今回も写真が多いので折りたたむことにします。

前編記事はこちら

呉旅行二日目。
ホテルで朝食をとり、まず向かったのはフェリー乗り場。
江田島行きは結構本数があります。さすが海軍・海自の街。

高速船なら10分、フェリーでも20分の距離です。高速船は運賃が少し高め。
この日は時間の都合上フェリー「古鷹」で渡りました。
400円弱くらいだったかな。

ただ出遅れたので小用港へついたのが9時40分くらい。
バスに乗って第一術科学校へつくともう10時です。見学スタートも10時なので
急いで集合場所へ。あ、ちなみにバスは150円でした。意外と載っていない運賃。

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天気予報はあてになりません。快晴ではないものの晴れ間が覗きました。
まず案内されたのは講堂でした。
こちらは正面玄関。車止めから入れるのは一部の人間のみだそうです。


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通常はこちらから。この建物は建造当時予算が降りず、定遠などの艦を売って資金に
したそうです。建設予算は現在価格で20億ちょっとだったかな。


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中は生徒でいっぱいになるので広いです。
中央にある赤い絨毯を踏んで卒業できるのは成績優秀者のみの栄誉だとか。
ちなみに通常は電気はついていないそうですが、この日は防衛政務官が来るとのことで
用意のために点灯していました。確か前回来た時はついていなかったかな。

前回の話ですが、その時は見学者も多く案内人も引退された方だったので
説明がよく聞こえませんでした。確か「坂の上の雲」のブームだった頃で
人が多かったようです。今回は少人数であり、案内人も現役自衛官の三曹だったので
よく聞こえました。

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天井は高く、白い部分は和紙だそうで音響効果は非情に高い。
ここで話すときは常に肉声のみで行われるそうです。シャンデリアは舵輪を模した形。


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続きまして現在の幹部候補生学校へ。この赤レンガは何回見ても素晴らしい。
ここで士官として学べたらと考えると羨ましい限り。
格調高い建物や無駄な音のない環境、バックボーンたる歴史背景。
それらが合わさってこの場所はどこへ行っても物凄い迫力があります。


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ここは青空がよく似合う。
このレンガは1200度位で熱した結果この色になったとか。当時は日本に
その温度に出来る炉がなかったのでイギリスからの輸入品。
触らせて貰えますが結構スベスベ。汚れも落ちやすいみたいでそこまで念入りに
掃除をしなくても綺麗だそうです。


730.jpg

中の床板は戦艦金剛、ではなくその更に先代の金剛の甲板を使っているそう。
コルベットの金剛の甲板、戦艦金剛の缶と何かと金剛の品は残っているものですね。
建物は入り口が東西南北にきっちり向いていて「海軍士官たる者方向感覚を養うべし」と
いう意味があるそうです。


731.jpg

「坂の上の雲」で走り抜けたシーン、らしいのですがドラマを見ていないので
よくわからない。ただこの場所は有名ですね。ちょうど三尉の方が歩いてこられて
比較すると大きさがわかると思います。天井高いですね。
こちらの北口から南口まではおよそ140m。当時の駆逐艦とほぼおなじサイズで
設計されたとか。これも兵学校から慣れておくためみたいです。
ちなみに今の護衛艦の平均もだいたいそのくらい。今でも理にかなっているのですね。


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続きまして教育参考館へ。
今までの建物以上に厳かな雰囲気。中にはネルソン提督・東郷提督・山本五十六の
遺髪が収められている「らしい」。見せてはくれません。

中は写真は撮れません。脱帽で携帯も不可。厳粛なムードです。
見るところはとても多く30分の制限では駆け足でないと見られません。
25分ペースで見ようと終盤に差し掛かったところ、雪風の舵輪の展示の場所で
小さく「主錨は外の近くに置いてあるよ!」(意訳)と書かれたのを発見したので
すぐにそちらへ急行。時間がありません。


732.jpg

こちらが雪風の主錨。中華民国から贈られたもの。
ただ設置場所が甲標的と徹甲弾の裏にあるので教育参考館入口付近からは
見えないので注意。前回は見逃しました。その他魚雷や海龍を撮影して時間いっぱい。
基本的に案内の人も何も言ってくれないので見たい人は早めに外に出て
行くべきです。場所的にいつも来れるわけではありませんし。


これで見学は終わりなので次は広島へ。
小用港から広島宇品港への高速船へ乗ります。1000円ちょっと。

宇品港から平和記念公園は路面電車が良さそうですが、乗り換えを考えるのが
メンドイし時間もかかるのでタクシーで移動。1810円でした。

まずは平和記念資料館へ。入館料50円て安すぎるな。
こちらはかなりの人。意外だったのは外国人が半分くらいいました。
こういうところ来たがらないのかと思いましたが、結構いるものです。
真面目に見ていたし。しかし日本人もう少し行ってもいいのでは…。

ちなみにどこに行ってもいる、マナーも悪くとてもうるさい大陸の人や半島の人は
一切見ませんでした。どこもこうならいいのに。

中は一応撮影出来るみたいでしたがここはじっくり見るためにカメラ無し。
入るとまさに圧倒。どうにも鳥肌が立って収まりませんでした。
長崎でも資料館は行ったことありますが、あれは学生の頃だったので
イマイチ真剣さに欠けていたというか…。今回いい経験になりました。
一度は行くべきですね。

やはり核は人に対して使うべきではないと理屈ではなく感じました。
アズラエル理事の言葉を借りるなら「核は持っていて嬉しいコレクション」で
十分。核抑止こそがこの兵器の真髄でしょう。使うべきものではない。

あとは外に出て少し歩き。

734.jpg

735.jpg

この地で核が炸裂したとは実感がわかないものの、現にこうして目の前に
それを証明するものがあるという不思議な感覚。

近くでは学生が核兵器廃絶の署名を行っていました。
ただ核兵器自体はなくならないとは思います。人類が一度手にした兵器を
手放すのはそれが有効でなくなったとき。戦艦のように。
未だに有効である以上、それを上回る物が作られた時まではあり続けるでしょうし
核兵器以上の物が作られればそれはそれでいいのかどうか。

いくらMDが進歩しようとも核の運搬方法はミサイルに限らないので優位性は
崩れないでしょうし。
それにまぁ超大国同士の戦争を抑えたその抑止力自体は評価するところ。
今の核拡散を見ていればそれも限界のように感じてきますが。


ここまで見たところで時間いっぱい。空港へ行ってお好み焼きを食べて帰投しました。
何回行っても呉は楽しいですね。海軍墓地にもちゃんといけて満足でした。
二日間と言えど中々濃密な旅。普通の人にはおすすめできないルートでしたが。
惜しむらくはたまには誰かと話をしながら周りたいところ。
ミリタリー関係で話せる人はあまりいないのが寂しい。

次は舞鶴もいいけれど、ゆっくりまた温泉だけの旅がしたいなぁ。疲れました。
冬は北海道へ行ってこよう…。


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コメント

江田島の兵学校って、こうやって見ると荘厳で美しい建物ばかりですね。
何度か映像で見たことは有るのですが、写真で見ると築100年以上とは思えないほどピカピカしてます。
青空に赤レンガもよく映えますね。
写真見て僕も行きた~いって思いました。

ちっぴー #- | URL
2015/09/29 19:14 | edit

Re: タイトルなし

>ちっぴーさん

美しく、それでいて迫力もありました。
都会を離れて勉学に専念するという理念のもとで建設されただけあり
とても静かなのも理由の一つでしょうね。
これが今でも幹部候補生の学び舎として使われているのがすごいです。
綺麗なのはそこはさすが海軍(海自)。とにかく掃除が基本ですしね。

青空と赤レンガ、いいですよねぇ。ただ画像編集ソフトでちょっと色合いいじったので
実際はもうちょっとくすんでいました。残念。
でも機会があればぜひ行っていただきたい場所の一つです。

鶴 #- | URL
2015/09/29 20:47 | edit

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