時雨・雪風、就工。 
2014/09/06 Sat. 20:51 [edit]
今日はかなり画像が多めになりますのでご注意を。

左が雪風、右が時雨。船体色を変えていますが、さすがに近くで見ないと分からないですね。

まずは時雨から。白露型駆逐艦2番艦、就工は昭和11年9月7日、明日でしたか!?
レイテ沖海戦でスリガオ海峡夜戦を生き残るも昭和20年米潜水艦により撃沈される。
駆逐艦ですのでやっぱりこざっぱりしています。船体が短いので艦橋が
かなり前のほうにきているのが特徴的。

艦橋周辺。背も低いです。連装砲も大型艦に比べるとその差は歴然です。

後方から。

こちらは雪風。陽炎型駆逐艦8番艦。就工は昭和15年1月20日。
数々の作戦に参加し坊ノ岬沖海戦でも生還、戦後は賠償艦として中華民国へ渡る。
戦後最優秀艦として賞される。昭和20年10月5日除籍。

前部は時雨とそれほど見た目は変わりません。

後部はやや時雨よりも重厚な感じ。

色の指定はされていませんでしたがカッター内部をデッキタン、内火艇のカバー?をフラットホワイトで
塗っています。意外なことにリノリウム甲板すら指定がないので勝手に塗りました。
どこまでがそうなのか分からなかったのであくまでそれっぽいモールドがされている場所のみに。
あと魚雷発射管の先端部を白ベースに他の色を混ぜたものを塗ってあります。

時雨と雪風、というよりも白露型と陽炎型は同じ駆逐艦でも大きさは結構違いますね。
陽炎型は一回り大きい。第四艦隊事件や友鶴事件などで白露型は抑え目に造った、でしたっけ?
陽炎型は艦隊型駆逐艦として重武装に造った、だったかな。
個人的にはやっぱり陽炎型が好きです。艦娘としては時雨や夕立は大好きですが。
重武装で大型艦も食ってやる!って感じがいいですよね。

今まで作った1/700シリーズ。全部フジミ製。
左から雪風・金剛・愛宕・時雨。さすがに4隻では見映えのする輪形陣は出来ないので
単横陣で記念撮影。あと空母と巡洋艦でも作って輪形陣したいです。
こうしてみるとやっぱり駆逐艦は小さい。重巡と比べてもその差が・・・。
これは確かに初風が妙高さんをビビるのも無理はないですね。ぶつけられたらひとたまりもない。
今回のコンセプトは「拘らない」。リノリウムだったり魚雷発射管を塗ったりしましたが
あくまでちょっとしたこと。本来ならば対空機銃は黒鉄色で塗ったり空中線を張ったりしましたが
今回はどの程度手軽に出来るかを試してみました。ウェザリングも今までと違う手法で
簡単に仕上げました。
雪風には単装機銃をつけることになっていたのですがあまりにオーバースケール過ぎて
カッコ悪いためつけませんでした。エッチングパーツだと取り扱いがメンドイのでナノドレッドシリーズを
買ってつけたほうが良さそうですね。1/350なら拘っていたところです。
あとはエアブラシの練習。ガンプラで使うような細吹きやグラデーションとかは分かりませんが
艦船模型用の吹き方なら大体分かりました。
愛宕→金剛→大和(1/500)→時雨・雪風と作ってきました。並べてみると段々と腕が上がってきたのを
実感します。金剛とかもうちょっとうまく作れたんじゃないか、と今更ながら思います。
重巡や戦艦から作り始めるのが変なのでしょうけどね。
そういう意味ではやはり駆逐艦は手始めにはいいですね。特に時雨はあっさりしていて
作りやすかったです。逆にフジミ製雪風は初心者には向かないかも。結構細かいし。
そういう精密さが私がフジミを好む理由ですが、最初は他社製のがいいと思います。
今回新たに三脚も購入してみました。小さめのテーブルフォト専用のもの。
使ってみたら感動です。苦労した手振れもサヨナラでしたしISO感度も下げられるし。
撮影が楽しくなってくるので次は撮影ブースとなりそうなものが欲しくなります。
せめて下に敷く青系のシートでもないとダメですね。せっかくの船なのに。
さて次に狙っているのは一応大淀になります。フジミ製、がよかったのですがどうも古いキットに
エッチングパーツをつけただけみたいですので、他社製を考えています。
本当は阿賀野型がよかったのですがタミヤの古いキットしかないみたいで。新金型で作ってくれないかな。
それが終わったらいよいよ空母になります。6隻完成したらまた1/500か1/350のサイズで
フルハルモデルを作りたいですが、やはり置き場所が。
6隻作ったら今の場所でも置ききれないので大型ディスプレイケースの購入も考えているので
1/350が入るサイズにしてみましょうか。
長文お付き合いありがとうございました。
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コメント
丁寧な作りに感服しました。
時雨の艦橋横にある救命ボート(?) 私はこれが綺麗に立てられないんですよね…。
速度はゆっくりですが、作り続けて繊細な組み立て作業も慣れていきたいです。
スピカ #- | URL
2014/09/07 19:32 | edit
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。
カッター(短艇)は確かにいつも苦労しますね。今回はクリップで挟んで固定しながら
数十分ごとに曲がっていないかチェックしながら接着したので多少マシでした。
ただ買ってきたデッキタンの色が暗すぎてちょっとおかしくなってしまいました。
ちゃんと調色すべきでしたね。
何隻か完成させると確実に腕も上がりますから塵も積もればなんとやら、です。
鶴 #- | URL
2014/09/07 20:27 | edit
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