E3 西方作戦海域方面 セイロン島南西沖(甲) 攻略  

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水平線付近で光が瞬いた。丁度第一次攻撃隊を収容し終えた赤城はその報告を聞くと同時に視線を向けた。瞬間的に明滅するそれは一見すると綺麗だが禍々しさすら感じられる。それは戦艦夏姫が放った大口径主砲の光。せめて我々に向けられたものでなければ眺めてもいられただろうに、頭の片隅にふとそんな思いがよぎる。
今、空中には16インチの砲弾が毎秒810 mで突き進んでいる。全速で離脱したいもののそうはできない事情が旗艦を任された赤城にのし掛かる。敵旗艦の撃破。そのために今ここにいるのだ。旗艦として果たさねばならない「艦隊を無事母港へ帰還させること」と「任務の達成」、その二つが次の命令如何で大きく変わる。
極めて防御に優れた敵を撃破するには空母艦載機の攻撃が必須だった。何故かは分からないが僚艦の蒼龍・飛龍と共に自分達ならそれができるという確信が三人の共通認識でもある。
ここで逃げるわけにはいかない――
そう判断し赤城は艦隊を風上へ向け全艦に取り舵を命じた。着弾まであと数十秒はあるし、戦闘機動中の艦にそうそう当たるものではない、という目算もあった。そもそも転舵してしまえば当たりようもないはずだ。

艦隊が風上に向け指向し個艦ごとの回避運動に入る頃には着弾までは秒読みの段階に入っていた。赤城たち空母は攻撃回避後に直ぐ様第二次攻撃に移れるよう発艦準備に入る。発砲後の転舵、回避運動、対空監視……やれることはやった。
「発艦準備完了一分前!」
報告があがったその時、砲弾が風を切り裂いて落ちてくる音が聞こえた気がする。
(……近い!)
次の瞬間、轟音とともに艦隊周辺で艦娘の数倍はあろう水柱がいくつも出現した。転舵を読まれた!――どこかでそう思いながら出来たばかりの水柱をすり抜ける。なおも着弾し続ける海面を駆け抜けながら腹に力を込め口を開いた。
「損害報告!」
赤城は冷静に、だが着弾の音に負けない声で全艦に通達する。
(ここさえ乗りきればもう一撃できる…)
しかし無情にも悲鳴に近い報告が続く。――そして絶望が始まる。
「飛龍大破!」
気を失った飛龍に代わり護衛に付いていた高雄からの報告。見れば飛行甲板は半分以上脱落し発着艦は不可能だということは誰の目にも明らかだ。護衛につく第二艦隊ではもうもうと黒煙を上げ落伍する艦も見えた。
引くべきか、それとも……。だが赤城・蒼龍ともに回避運動で遅れていた発艦準備はようやく整った。覚悟を決め、目線ですばやく攻撃続行を蒼龍に伝えると同時に第二次攻撃隊に出撃を命じた。蒼龍の航空隊が一足早く煤で汚れた飛行甲板を滑走し始める。
空母にとって発着艦時というのは回避も出来ず最も無防備になる。敵艦の射程内にいれば危険なレベルに。一番機の足が飛行甲板から離れたかどうかの瞬間、蒼龍は炎に包まれた。今そこにいた一番機ごと飛行甲板をもがれながら――

赤城航空隊だけはかろうじて砲弾の雨を抜けて敵艦へ急行する。艦戦・艦爆・艦攻の戦爆連合は迷うことなく敵艦隊上空へと到達する。いや、迷うような距離ではなかった。それほど敵艦隊は距離を詰めクロスレンジでの戦いを強いていた。もはやこれは空母機動部隊の戦い方ではない。
上空へは達したものの旗艦へ向けて中々攻撃態勢に入ることは出来なかった。戦艦夏姫の位置取りは素晴らしく、そして対空砲火も激しい。数度のトライをかけ、ついに無線を飛ばす。

赤城もまた被弾していた。意識はあるもののもはや放った航空隊を迎え入れることは出来なさそうだ。そんな状態で航空隊の「トトト(突撃セヨ)」の無線を傍受。壊滅寸前の艦隊は沸き立ちかけたが狙いが戦艦夏姫とわかるとすぐに落胆へと変わる。防御陣形を突破すること叶わず、であった。
もはや敵旗艦の撃沈は不可能。かすかな望みを託し第二艦隊へ夜戦突入を命ずるが誰しもが期待感など持ちようもなかった……。



大淀「この小説?みたいなものは何です?」
鶴「いや画面だけ見てると単に空母がドッカンを狙わずにダイソンばかりご執心なさっているのがイライラしてね。こんなドラマでもあれば納得かなと」
大淀「画面て…。またメタいことを。まぁ戦場にいれば思い通りに進まないことの方が多いですし」
鶴「それにしても空母を上から順に叩いていくダイソン、右の人本当にうまいよね」
大淀「左の人ももっと上手くなっていただけたら少しは痛い思いをする機会も減るんですけどね?」
鶴「スミマセン」


西方敵前線泊地を叩け!

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それでもふっ飛ばしましたよ?
残業で疲れてウトウトしてて目を開けたらちょうど爆破シーン。つまらないB級映画見てて寝て起きたらクライマックスだった感半端ない。感慨も感動もなく「え、終わったの?」的な。苦労した分盛り上がって落としたかったけどもう二度とごめんなのでとっとと忘れます。

そう、苦労したので第二ゲージまで覚えてないのです、すでに。死んだ目で周回し、仕事中もふとした瞬間に装備や編成考えてたり。結局は運でした。


編成

第一ゲージ
割愛

第一は癒やしだからね。仕方ないね。


第二ゲージ
第一艦隊
赤城・比叡・榛名・高雄・古鷹・利根
第二艦隊
阿賀野・陽炎・木曾・那智・隼鷹・初霜

ボス到達するたびに「かてぇ」とつぶやかざるを得ない敵でした。初霜に3個搭載した五連装酸素魚雷+maxをもって夜戦CIでようやくの撃破。ハマりかける頃に終わり安堵したのがダメだったのか…。特効あるから大丈夫と油断していたのか…。ここからが長かった。


第三ゲージ
第一艦隊
蒼龍・古鷹・赤城・飛龍・高雄・伊14
第二艦隊
初霜・陽炎・阿賀野・隼鷹・筑摩・利根

基地航空隊
両方共、大艇・陸戦・艦戦・陸攻

せめて一軍のフルパワーで戦えていたら…。
ボスまで行けるのはこのマップの救いですが、ボスでは全く機能しませんでしたね。ゲージ削りの初期こそ赤城と飛龍で旗艦撃沈出来たもののそれ以降はダメダメ。狙いもしない。
利根筑摩は特効持ちと噂ですがうちのはどうやら利根でも筑摩でもない何かでした。一度も有効打は与えられず率先して大破していくお荷物でしかなかったのが残念。夜戦で活路を見いだせないので友軍を待っても期待が持てなかった状況でした。

第二ゲージと比べてただただイライラしました。何でだろ、と考えると行き着くところは航空ガチャが大嫌いという結論に達しました。16春と同じ匂いがするのです。第二は理詰めで追い詰めて撃沈するイメージでしたが第三は狙うかどうか。そして案の定空母はダイソンばかり狙い重巡は旗艦狙い。せめて狙って庇われるなら納得ですがそれすらない。やってられんって話ですわ。
最後は赤城さんが一航戦の誇りを見せてくれましたがもう少しなんとかならんものだったのか…。


資源

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ウヒョってなります。戦艦いなかったから鋼材が安く済んだのは助かった(ボーキは見ない)
ハマった割には燃料も許容でき…でき、るん…だよ。クソが。


報酬

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対潜機かな? そのうち熟練度も上げてあげよう。


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ルーデル機はまだかいの?


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声誰ですか。聞いたことあるんだけどわからん。
1-5で頑張ってもらいますかね。春日丸はどこで育てたっけかな。


NEXT

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なんか足がえっちいな。
気を取り直して連休でたためるようにがんばります。


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category: 18年秋「抜錨!連合艦隊、西へ!」

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