戦艦が簡単に沈むか!  

最近は雪風を作りながら「紺碧の艦隊」を見ています。
中盤くらいまで見終えましたが恐ろしいほどのチートっぷり。たまにすら負けないので
緊張感の欠片もないですが中々に面白い。そういうものと考えて見ると楽しめます。

登場する兵器はとにかくチート。誘導魚雷やらジェット機、ミサイル・・・80~90年代相当の兵器が
45年くらいでバンバン出てきます。ただ気になったのは魚雷の誘導方式は完全自立誘導が出来ているのに
起爆方式は艦底爆発ではないということ。彼らの技術なら出来そうなのに。
現代の魚雷は磁気信管等で的に接触しないで爆発させる方式。対水上艦魚雷は艦低で起爆させることにより
エネルギーを余すことなく上方の艦に与え、バブルジェットやらなにやら小難しい理屈によって
船体をへし折るというのがその真髄。大戦時の魚雷のように接触させて起爆、浸水によって撃沈するのでは
もはや次元の違う兵器となっています。
とはいっても想像しがたいので映像で見るとこういった感じ。



爆発で上方へ、への字に艦を軋ませ、爆発が収まると重力によって沈み込みその時に逆への字に
なることで船体を分断するというなんとも恐ろしいもの。
誰もが食べたことあるこのアイス、こいつの折り方と似ていますね。
491.jpg

現代艦(イージス)で大和を沈められるか、という話題は結構見かけます。
状況にもよりますが大体は水上構造物は破壊でき戦闘力は奪えるが沈めるには至らない、というのが
ミリオタの結論。沈めるには水平線下への攻撃か弾薬庫への直撃が必要ですが
対艦ミサイルではそこまでの精密誘導は不可能である、と。弾数もそこまではないし。
ジパングのみらいvs大和は誘導装置があったからこそでの結果ですね。
沈められるとすれば潜水艦による魚雷攻撃。幸か不幸か大戦以降大規模な海戦は起こらず
潜水艦が魚雷戦をしたのはフォークランド紛争くらいでしょうか。今では戦艦も消え去り、魚雷で
沈められるかどうかは分からなくなりました。
意外と本当にタイトル通り「戦艦が簡単に沈むか!」と耐え切るかもしれません。

なんでそんなことを思ったかというと本日はフッドが沈んだデンマーク海境海戦の日。
フッドは「簡単に沈むか!」とはならず簡単に沈んでしまいましたが。
イギリス側から見るとフッドが沈められた日ではありますが、ドイツから見ればビスマルクとオイゲンが
活躍した日でもあります。戦闘開始から数分で弾薬庫への直撃弾。
38cm連装砲改の命中率が非常に高いのはこういう背景があるのでしょう。
でっかい暁ことビスマルク、もっと褒めていいのよと言っていそうではあります。
もしかしたら今日大型建造したらドヤ顔で出てきてくれるかもしれませんよ?
出なくても責任は負いませんけどー。


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category: 雑記

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