日本海軍栄光の艦、三笠へ  

プロローグ

鶴「それじゃ翔鶴、行ってくる。泊地は頼むよ」
翔鶴「はい。いってらっしゃいませ」

金剛「提督ぅ、どこ行くデース?」
鶴「ん? 少し横須賀までな。土産を待っていてくれ」
金剛「…女の匂いがするネ。私も行くデース!」
鶴「女って…。そりゃ大淀は女性だが…」
金剛「やっぱり大淀ですカ! 油断も隙もありゃしないヨ!」
鶴「まぁ一人くらい増えてもいいか。すぐ行くから準備せよ」


今回は写真多めなので折りたたんでおきます。お付き合いいただける方はどうぞ~。

アクセス

今回は車で横須賀まで。日曜の朝ということもあり、やや混んでいましたが高速を使えば羽田から1時間程度。東京から近いというのも横須賀が軍港になったのも頷けるというもの。

大淀「雲一つない青空。絶好の行楽日和ですね」
金剛「こんな天気でDriveは気持ちいいデース。これってデートですカー?」
鶴「3人でもデートと言えるのならな…」

近隣の駐車場

到着は0930。ちょっと気合を入れすぎたかと思いきや三笠公園前の駐車場はすでに一杯。近隣の駐車場は土日だと制限なしなところが多いので注意して止めねばなりません。
少し回るとあいているところがあったので注意深く見てみると土日最大1000円のところが。観光地にしてはだいぶ良心的。



三笠公園にも割りと近いのでおすすめです。

金剛「提督ぅ、ちょっとせこいデース…」
鶴「経費で落ちないんだから仕方ないのである」

記念艦三笠

最初の目的地はここ。実に15年ぶりくらいでしょうか。

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入艦料は大人600円。写真はどこでも取り放題の良心設定です。

中に入るといろいろな展示が。まずは後部主砲といきたいところですが、天幕に覆われていて迫力がないのでスルー。無線室前のこちらで足が止まりました。

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100年前のチーク材を使っている上甲板。城でもそうですが木って丈夫ですね。それも戦火にまみれた艦なのに。触っておきました。

続きまして副砲エリアへ。

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8cm砲らしい。中央付近にあるレバーを回すと仰角の調整が今でも可能。流石に旋回は出来なさそうでした。砲員がむき出しな辺り時代を感じますね。

内部へ入ると各種展示品。各国海軍から贈られた盾や三笠の戦歴、遺品類。海自の歩み等々が展示されていました。まぁよくある類なので写真には撮りませんでした。

三笠ならではといえば各部屋。どこもレトロでお洒落ですね。

1063.jpg
1064.jpg

ここは士官室。レッドカーペットの士官室なんていいですねぇ。絵画も置いてあったり。今の海自の士官室もいいけどやはりこちらのがカッコいい。

1065.jpg

ちょっと前に放送された「バクモン」だったかでも紹介された長官浴室。ここに東郷長官が入っていたんですね。風呂はあまり気持ちよくはなさそうでしたが…。

後は長官寝室やら長官公室とかあったんですが、話していたら撮るのを忘れていました。

そうそう特別展示の模型展。凄いニッチな物もあったりして面白かったです。ロシア艦とか初めてみましたし。ただ残念なのは作例としてはそこまで凝っていなかったので参考にはなりにくいと感じました。

あとは再び上甲板へ。
前部へ周り、後ろを振り返ってみると

1066.jpg

前弩級戦艦といえど30.5cm砲は中々の迫力。これ46cm砲だったらどれほど凄いのかと思えますね。せめて死ぬまでにMissouriの16inch砲を見に行きたいですね。

そして三笠といえばかの有名な日本海海戦の絵の場所。東郷長官が指揮した場所です。
お決まりではありますがその場所に立って一枚。

1067.jpg

こんな高さの景色を見て指揮をしていたんですね。弾片防御も何もないところでよくやりますわ。正面は横須賀米軍基地の居住区辺り。そのまままっすぐ進めば皇居でしたっけ。

なんて色々と見ていたらすっかりお昼に。三笠だけで2時間以上もよく見たものです。

金剛「提督ぅ~お腹すいたデース」
大淀「流石に歩き疲れましたね。お昼はどちらで?」
鶴「近くの店でカレーと行きたいところだが…この行列は?」
大淀「どうやら猿島行きのフェリー待ちのようですね」
鶴「…参った。猿島へも行く予定だったのだ。先に渡って現地で食べるか」

通常1時間に一本しかフェリーはありません。それなのに目の前には100人位の行列が。今から並んでおかないといつ乗れるか分かったものじゃありません。すぐに切符を買って並ぶと…「臨時便」のアナウンスが。10分くらいで乗れる幸運に見舞われました。

鶴「腹は減ったがついている」
金剛「カレー…」
鶴「もう少し待っててね」

猿島

猿島へはフェリーでしか行けません。確か1300円の往復チケットに猿島公園入園料が200円だったかと。ちなみに最終便に乗り遅れて取り残されると別途料金で回収されるみたいです。いくらでしょうねー。

10分ほどで猿島の桟橋へ到着。すぐさまお昼。注文したのはもちろん海軍カレー。忘れていましたが牛乳が付きます。ドリンクセットで頼んだので飲み物が2つに!
参ったな、牛乳とコーラで飲み物が余ってしまった…ということはなく暑すぎたのでその量で調度良かったです。若干脱水症気味でしたし。
まぁ味は普通よね。本当はカレー本舗で金剛カレーが食べたかったですが時間の都合上仕方ありません。

猿島は一周一時間程度の小さな島。要塞島だけあって砲台跡や弾薬庫なんかがあります。それ以外でも東京湾内とは思えない自然に囲まれた環境。都会の喧騒もなく非情に落ち着いた雰囲気。癒やされます。

金剛「やっぱりデートデスネー!」
鶴「デートコースにはいいかもしれんが…」
大淀「…ッ! ものすごく大きなムカデが手すりを這ってます…」
鶴「…いいのかな?」

海からいきなり山なのでアップダウンが非情に激しい。ヒールはおすすめしません。あと運動不足が堪えます。明日つらそう…。

見終わった頃には足にダメージが。とりあえず三笠まで戻ろうと思いましたが何やら行列が。
そりゃあれだけ輸送したんだから帰りも同じだけの人が動きますから当然よねー。炎天下の下フェリー待ちです。おかげで顔が真っ赤になりました。
猿島はBBQも出来るので家族連れやリア充の巣窟。ちょうど釣り大会も開かれていたので人の多いこと。帰りも臨時便に助けられ何とか帰還しました。


エピローグ

もうヘロヘロになりながら車へ。疲れますねぇ。
帰りも渋滞とは無縁で帰ってこられ、1時間もすれば馴染みの景色に。

金剛「Zzzz」
鶴「まぁ疲れているのはわかるし仕方ない。なぁ大淀?」
大淀「…Zzzz」
鶴「お前もかよ!」

久々に遊んだーという感じでした。楽しかったですねー。
いつもは一人でこういうところに行きますが、今回は友人が興味を示したので一緒に周りました。やはり話をしながらだといつもと違う視点で見れたりして楽しいものです。他に行くときも誰かと行きたいものですね。
今日はゆっくり寝るぞー。明日仕事なんてなければいいのに…。


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category: 聖地巡礼

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tag: 横須賀  三笠  猿島 
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コメント

三笠デートお疲れ様でした。

三笠の中を見るのは初めてかもしれない、貴重な写真に心が躍りました。
とくに、士官室は良い雰囲気ですね。
浴室の調度品もそうですが、この時代の物ってオシャレ!!
行ってみたいな!!って思いましたよ。

ちっぴー #- | URL
2016/05/23 00:44 | edit

超晴天! いいデート日和になりましたね(笑)

三笠はバクモンで見ましたね、確か天龍と榛名と神通のコスをした方が出てきたのを覚えています。あまりにもインパクトが強かったので……。調べてみたら既に4か月も経ってる……あちゃー。
進水が1900年、調べてみたら建造されたのは金剛のホーム、もしかしたら懐かしかったかもしれませんよ?

横須賀は一度行ってみたいところではありますが、何せこちらから離れてますからね……気軽に行けないのが難点。ただ、長崎ですので、佐世鎮がありますね。ただこれまたうちからだと妙に遠いという……いや、市内には造船所がある。そこなら行けるかも!
近いうち、きっと関東に赴いて色々巡りたいものです。

エピローグについて。車内の座席配置はどうだったのだろう……4人座りだったら、鶴さんが運転して、助手席に二人のどっちを乗せるのか、はたまた金剛も大淀も後ろの席なのか。はっ! 大淀さんが運転したらなんかよさそう!

abc #- | URL
2016/05/23 02:19 | edit

Re: タイトルなし

>ちっぴーさん

三笠の艦内はお洒落ですよー。写真喜んで頂けて嬉しいです。
撮り忘れた長官関係の部屋ですが、こちらも素晴らしい。暖炉があったりしていいですよ。機会があれば是非いらしてください。
横須賀は海自関係も多いので見るところも多いですよ。


>abcさん

天気は最高でした。日焼けは参りましたが(笑)

あのコスは衝撃的でした。もう四ヶ月も前でしたか…。
確かに言われてみると同じビッカース社製でした。栄えある先輩だったか。というか1912年進水の金剛とあまり変わらない。やっぱりお婆ちゃん
大改装されて別人になったからそんな感じはしませんでしたが…。

横須賀いいとこ一度はおいで。ご案内しまっせ!
佐世保も見るところ多かったですし県内なら行くべきですねー。4鎮守府巡りも癖になりますよ。私は長崎造船所関連は見ることが出来なかったので是非現地リポートをお願いします!

配置イメージは助手席に金剛。後ろに大淀ですね。こういう時積極的なのは強い。でも寝たけど!
大淀さんが運転したら…ガチガチの交通法規を守るタイプか、眉一つ動かさずにドリフト決めるくらいの腕があるか両極端になりそうな印象。明石と二人で峠を攻める大淀…ありです!

鶴 #- | URL
2016/05/23 21:22 | edit

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